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問1の答

 (ア. 水素) (イ. 窒素) (ウ. 水素) (エ. 負) (オ. 正) (カ. 極性) (キ. 酸素)

 (ク. 炭素)



   ● A国立大 1章 ○類題4-2 アミノ酸とペプチド 参照

   ● B国立大 3章 ○類題4-1 タンパク質の性質 参照



● 図1は, デオキシリボ-スD, リン酸P, 塩基(チミンT, アデニンA, シトシンC, グアニンG)の脱水縮合の結合で形成されたデオキシリボ核酸DNAの構造を示している。
 上と下にデオキシリボ-スDとリン酸Pが脱水で結合したラセンの鎖状構造があり, その2本の鎖状構造の間にDと結合している塩基(チミンT, アデニンA, シトシンC, グアニンG)が位置する。塩基のチミンTとアデニンA, およびシトシンCとグアニンGの間では, 水素結合(図の赤点部分)が形成されている。
 図2は, 図1を簡略化したものである。ここで, 黒点部分(ア)は, 塩基(アデニンA)とデオキシリボ-スDとリン酸Pの脱水で形成されたヌクレオチドの1つを表している。
        (image404)


問2の答     下図の(2)


 DNAの構成成分であるデオキシリボースは, 問題の図1において, リボースの(2)の位置のヒドロキシ基が水素原子に置換された五炭糖で五員環構造をとっている。その場合, α-デオキシリボースとβ-デオキシリボースが存在する。
 α-デオキシリボースとβ-デオキシリボースは, 問題の図2を参照すると, 五員環構造を形成する場合, 炭素位置番号(1)と(4)の炭素がエーテル結合して五員環になる。よって, それらを問題の図1の表し方にならって記すと次図のようになる。
        (image402)