2章A 類題2-1(082005) TOP-A
[問題] 家庭や自動車などで使われる熱源としての燃料ガスは, 可燃性天然ガスの主成分であるプロパンとメタンがよく使われる。この場合, 温暖化の原因になる二酸化炭素が発生する。
そこで, 温暖化をなるべく抑えるには, プロパンとメタンのどちらを使用した方がよいのかを検討した。次の各問いに答えなさい。原子量はH =
1.0, C = 12とする。
問1. 0℃, 1.01×105Paでプロパンとメタンが1.12 L(リットル)ある。同じ圧力で25℃にして空気中で完全燃焼させると,
プロパンは111 kJ, メタンは44.6 kJ の熱が発生した。プロパンとメタンの燃焼熱を求めなさい。
答1
問2. 1g のプロパンとメタンの燃焼熱はそれぞれ何kJ ですか。有効数字3桁とする。
答2
問3. プロパンとメタンから同じ熱量を得るのに二酸化炭素の発生量が少ないのは, プロパンとメタンのどちらですか。
答3
問4. 次の黒鉛と水素の燃焼の熱化学方程式と問1の答とを使ってプロパンの生成熱を求めなさい。
C(黒鉛) + O2(気体) = CO2(気体) + 394 kJ H2(気体) + (1/2)O2(気体) = H2O(液体) + 286 kJ
答4