解答誤・・・元の問題を再び試みて実力をつけましょう!
●元の問題へ
ヒント
●アラニンの陽イオンを A
+, 陰イオンを A
-, 双生イオンを A
±とすると
K
1 = [A
±][H
+]/[A
+] …@' K
2 = [A
-][H
+]/[A
±] …A'
@'とA'から[A
±]を消去すると
[H
+]
2 = K
1K
2[A
+]/[A
-] …B'
等電点では, 双生イオンの濃度は大きな値を示し, 陽イオンと陰イオンの濃度は非常に小さい値で,
しかも等しいことからB'は [H
+]
2 = K
1K
2 …C'
よって, 等電点(pH値)は
pH = -log[H
+] = -(logK
1 + logK
2)/2 = (pK
1 + pk
2)/2 = (2.343 + 9.866)/2 = 6.10(答)
● ポリペプチド溶液(コロイド溶液)は等電点で特異性を示す。例えば, 電気泳動の速度, 粘性, 浸透圧などが最小となり, 凝結や泡立ちが強くなる。