6章B 類題4-1(120120) TOP-B
[問題] 次の文を読んで, 問1と問2に答えなさい。
ホモガラクツロナンは, ガラクツロン酸がα1,4-グリコシド結合した多糖である。ガラクトースは 4位の炭素原子に結合したヒドロキシ基の方向がグルコースとは逆になった異性体で,
ガラクトースの 6位の炭素がカルボキシル基になったものがガラクツロン酸である。
問1 ホモガラクツロナンの繰り返し単位として適切なものを, 下図の(ア)〜(ク)から 1つ選び, 記号で答えなさい。ただし, 構造式中の数字は炭素原子の位置番号を示す。
答
問2 ミカン果実に含まれるホモガラグツロナンは, カルボキシル基の 20% がメチルエステル化されていた。このホモガラクツロナンを緩衝液(pH4.2,
25℃) に溶解したとき, 残りのカルボキシル基の 50% が電離していた。この溶液の pH を 6.0 へと上昇させると, ホモガラクツロナンのカルボキシル基の状態はどのように変化するか。最も適切な組合せを下表の(ア)〜(キ)から選び,
記号で答えなさい。
答
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